2023.01.06 06:59
NY株反落、339ドル安 金融引き締めの長期化警戒
ニューヨーク証券取引所
【ニューヨーク共同】5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比339・69ドル安の3万2930・08ドルで取引を終えた。朝方発表された米雇用関連の指標が堅調だったのを背景に米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの見方が広がり、売り注文が膨らんだ。一時は460ドル近く下げた。
米週間失業保険申請件数は約3カ月ぶりの低水準となり、市場予想を下回った。高水準の政策金利が続いて景気後退を招くとの懸念が強まり、投資家心理を冷やした。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、153・52ポイント安の1万0305・24。