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2023.01.03 08:40

初詣に願い込め...「穏やかな一年に」高知県内の社寺にぎわう

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朗らかな表情の初詣客で賑わう境内(高知市の竹林寺=山下正晃撮影)

朗らかな表情の初詣客で賑わう境内(高知市の竹林寺=山下正晃撮影)

 穏やかな一年になりますよう―。2023年の年明けは好天に恵まれ、高知県内の社寺を多くの人が初詣に訪れた。

 今年開創1300年を迎える竹林寺(高知市五台山)は、2日も朝から大にぎわい。今年も新型コロナ対策で、五円玉や縁起ものを投げる「お福分け」は中止。本堂の鈴を鳴らすこともできないが、海老塚和秀住職(64)は「今年は人が多いですねえ。心なしか、みなさん表情が明るい。徐々に通常の生活に戻る兆しが見える」。本尊の文殊菩薩(ぼさつ)は卯(う)年生まれの人を守護するとされ、ウサギが手を合わせる格好のお守り800個は元日にほぼ売り切れたという。

 参拝に訪れた人々は「親が長生きしますように」「大学に合格しますように」と手を合わせ、お守りを買ったり、ろうそくに火を付けたり。家族4人で訪れた門田慎悟さん(44)=同市春野町弘岡中=は、昨年8月に妻や息子ら家族3人が新型コロナ感染したそうで「健康第一。健康でおれたら何より」。長女の付属小6年、麻汐(ましお)さん(12)は中学受験に向けて「勉強を頑張りたい」と意気込んだ。

 みなさんの新春の願いがかないますように。(加藤風花)

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