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2022.12.31 16:01

RCEP、日中貿易を後押し 発効1年、通商の覇権争い激化

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 日本や中国、韓国など15カ国が加盟し関税引き下げを定めた「地域的な包括的経済連携(RCEP)」協定の発効から1日で1年。日中韓では初の経済連携協定となり、中国からの輸入では2兆円超に適用されるなど日中貿易を後押ししている。一方、米国は5月に対中包囲網の経済枠組みを発足させた。アジア太平洋地域で通商を舞台に覇権争いが激化している。


 RCEP加盟国のGDPは世界全体の約3割を占め、経済圏の規模は「環太平洋連携協定(TPP)」を上回る大型の通商枠組みだ。「安い輸入品が流入し競争環境が厳しくなる」(食品業)との側面もあるが、産業界では輸出入の増加に期待が高い。

(c)KYODONEWS

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