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高知新聞PLUSの活用法

2022.12.29 08:35

2022年 読者が選ぶ高知県内10大ニュース 1位、来春朝ドラ牧野博士の「らんまん」

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 高知新聞社が募集していた2022年「読者が選ぶ県内10大ニュース」が決まりました。

(1)来春朝ドラ牧野博士の「らんまん」(2月)
(2)新型コロナ感染「波」続く(通年)
(3)物価高 県民生活を直撃(通年)
(4)よさこい「特別演舞」開催(8月)
(5)西敷地公募 再び断念(11月)
(6)県人口67万人台に(4月)
(7)藤川球児さん 名球会入り(12月)
(8)本県政治家 旧統一教会側と接点(8月)
(9)教職員の逮捕続発8人に(通年)
(10)高知FD13年ぶり年間王者(通年)
(11)阪神が安芸春季キャンプ完全撤退(7月)
(12)龍馬マラソン連年中止に(2月)
(13)レスリング桜井つぐみ大活躍(通年)
(14)四電 家庭料金上げ申請(11月)
(15)高知大丸がリニューアル(3月)
(16)JA高知県が産地誤表示(2月)
(17)五台山展望台が閉鎖(4月)
(18)高知競馬売り上げ6年連続最高(3月)
(19)JA高知県ヒノヒカリ苗に別品種(9月)
(20)最低賃金33円引き上げ(8月)
(20)明治生まれ 県内から去る(9月)

応募総数608通
1位 来春朝ドラ牧野博士の「らんまん」
朝ドラ「らんまん」のクランクインを報告した主演の神木隆之介さん=左=とヒロイン役の浜辺美波さん。ドラマ効果が後押しする観光振興への期待が高まっている(10月21日、高知市五台山の県立牧野植物園)

朝ドラ「らんまん」のクランクインを報告した主演の神木隆之介さん=左=とヒロイン役の浜辺美波さん。ドラマ効果が後押しする観光振興への期待が高まっている(10月21日、高知市五台山の県立牧野植物園)


 1位は「来春朝ドラ牧野博士の『らんまん』」(4660点)。NHK連続テレビ小説で高岡郡佐川町出身の植物学者、牧野富太郎博士がモデルになる、との一報にゆかりの地や観光関係者らが沸きました。暗い世相の中で「来年が待ちきれない」と期待が膨らむビッグニュースでした。

2位 新型コロナ感染「波」続く
感染「第7波」が急拡大し、無料の臨時検査センターには連日行列ができた(7月26日、高知市本町3丁目)

感染「第7波」が急拡大し、無料の臨時検査センターには連日行列ができた(7月26日、高知市本町3丁目)


 小差の2位は「新型コロナ感染『波』続く」(4526点)。コロナ禍3年目は変異株の流行による桁違いの感染急増で、県内の医療提供態勢が大きく揺らぎました。

3位 物価高 県民生活を直撃
原材料やエネルギー価格の高騰の影響を受けた値上げラッシュが、県民の家計に重くのしかかった(12月14日、高知市内のスーパー)

原材料やエネルギー価格の高騰の影響を受けた値上げラッシュが、県民の家計に重くのしかかった(12月14日、高知市内のスーパー)


 県民の不安をさらに広げたのが3位の「物価高 県民生活を直撃」(3121点)。ロシアのウクライナ侵攻や円安を背景にガソリン代が高止まりし、食品は値上げラッシュ。悲鳴、ため息、嘆きの連続でした。

4位 よさこい「特別演舞」開催
【4位 よさこい「特別演舞」開催】 コロナ下で規模を縮小して開かれた「特別演舞」。3年ぶりに鳴子の音色がお城下に鳴り響いた(8月10日、高知市の上町会場)

【4位 よさこい「特別演舞」開催】 コロナ下で規模を縮小して開かれた「特別演舞」。3年ぶりに鳴子の音色がお城下に鳴り響いた(8月10日、高知市の上町会場)


 4位は「よさこい『特別演舞』開催」。3年ぶりに響いた鳴子の音に元気づけられた人も多いと思います。5位は高知市の「西敷地公募 再び断念」。おまちの一等地の活用策は見えないまま、越年することに。

 「県人口67万人台に」(6位)はやはりショック。「本県政治家 旧統一教会側と接点」(8位)、「教職員の逮捕続発8人に」(9位)といった社会問題や不祥事もランクインしました。

 「阪神が安芸春季キャンプ完全撤退」(11位)という残念な知らせがあったものの、「藤川球児さん 名球会入り」(7位)、「高知FD13年ぶり年間王者」(10位)、「レスリング桜井つぐみ大活躍」(13位)などスポーツの明るい話題も豊富な1年でした。

 今月23日には高知市で観測史上1位となる積雪14センチを記録した大雪が大きなニュースに。応募には間に合いませんでしたが、番外として紹介します。

 応募総数は昨年より5通少ない608通(はがき280通、ネット328通)でした。たくさんのご応募ありがとうございました。

【5位 西敷地公募 再び断念】 高知市のオーテピア横の市有地「西敷地」活用を目指す2度目の事業者選定はまたも不成立となった(11月17日、高知市追手筋2丁目)

【5位 西敷地公募 再び断念】 高知市のオーテピア横の市有地「西敷地」活用を目指す2度目の事業者選定はまたも不成立となった(11月17日、高知市追手筋2丁目)


【6位 県人口67万人台に】 4月1日時点の推計で県人口が68万人を割り込み、大正時代と同じ水準に。各地で集落維持の取り組みが続けられている(5月8日、高知市春野町仁ノの集落活動センター「仁ノ万葉の里」)

【6位 県人口67万人台に】 4月1日時点の推計で県人口が68万人を割り込み、大正時代と同じ水準に。各地で集落維持の取り組みが続けられている(5月8日、高知市春野町仁ノの集落活動センター「仁ノ万葉の里」)


【7位 藤川球児さん 名球会入り】 プロ野球元阪神タイガースの藤川球児さんが、県出身者として2人目の名球会入り。写真は2011年の春季キャンプの紅白戦に登板した藤川さん(安芸球場)

【7位 藤川球児さん 名球会入り】 プロ野球元阪神タイガースの藤川球児さんが、県出身者として2人目の名球会入り。写真は2011年の春季キャンプの紅白戦に登板した藤川さん(安芸球場)


【8位 本県政治家 旧統一教会側と接点】 教団側と県関係自民党国会議員や自民5県議らの接点が明らかに。教団の被害を訴える南国市の男性が浜田省司知事と面談する場面もあった(12月7日、県庁)

【8位 本県政治家 旧統一教会側と接点】 教団側と県関係自民党国会議員や自民5県議らの接点が明らかに。教団の被害を訴える南国市の男性が浜田省司知事と面談する場面もあった(12月7日、県庁)


【10位 高知FD13年ぶり年間王者】 2009年以来の四国リーグ総合優勝を果たし、喜びを爆発させる高知ファイティングドッグス(FD)ナイン(9月24日、徳島市のむつみスタジアム)

【10位 高知FD13年ぶり年間王者】 2009年以来の四国リーグ総合優勝を果たし、喜びを爆発させる高知ファイティングドッグス(FD)ナイン(9月24日、徳島市のむつみスタジアム)


【番外 県内大雪 高知市積雪14センチ】 年の瀬に県内は大雪に見舞われ、高知市では観測史上1位となる14センチの積雪を記録。各地でスリップ事故や立ち往生による渋滞や交通網の乱れが相次いだ(12月23日、高知市本町5丁目)

【番外 県内大雪 高知市積雪14センチ】 年の瀬に県内は大雪に見舞われ、高知市では観測史上1位となる14センチの積雪を記録。各地でスリップ事故や立ち往生による渋滞や交通網の乱れが相次いだ(12月23日、高知市本町5丁目)


最高377点 今城さん(四万十市)
 「読者が選ぶ県内10大ニュース」は、皆さんが1位に挙げたニュースを10点、2位9点、3位8点…10位1点として集計。応募者全員の得点を合計し、上位10項目を10大ニュースとしました。

 皆さんの応募を点数化する方法は、次の通りです。

 最終決定した10大ニュースの持ち点を1位10点、2位9点…10位1点と設定します。同様に、応募者の付けたランキングも1位から順に10点、9点…と設定し、突合して乗じます。

 例えば、1位になったニュースを応募者が1位に挙げていた場合は10×10で100点を獲得。3位に挙げていた場合は10×8で80点となります。2位のニュースを1位に挙げた場合は9×10で90点、3位に挙げた場合は9×8で72点に。5位のニュースを9位に挙げていれば、6×2で12点となります。

 応募した順位と最終結果の順位が全て一致するパーフェクトの場合、(10×10)+(9×9)+…(2×2)+(1×1)=385点です。集計の結果、今年もパーフェクトはなし。最高得点は四万十市の今城季紹さん(377点)でした。おめでとうございます。

 規定により上位得点者11人に各1万円を、それ以外の応募者の中から抽選で20人に各5千円を贈ります。

 【上位入賞者(最高得点者以外)】池上恵子、佐々木裕貴、下村功、谷聖子、徳久夏恵、南友美(以上高知市)、丸岡恵都子(安芸市)、依光良子(香美市)、松田隆宏(越知町)、宮崎史一(四万十市)

 【賞金当選者】岩崎澄子、上田初美、梶原彰剛、清岡敏子、古味健弥、栄枝真実、武内宏幸、十河建男、野中美穂、野町浩也(以上高知市)、小原真也(安芸市)、桜井つきの(香南市)、土居健二郎(南国市)、沢田しずえ(土佐町)、山内浩江(いの町)、橋田美和(黒潮町)、池雅道(四万十市)、柴岡るみ(宿毛市)、沖留衣(三原村)、長尾公子(土佐清水市)

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