2022.12.28 12:07
成田山、お焚き上げで締めくくる 護摩札3万枚、火柱に
火柱にお札を投げ入れる僧侶=28日午前、千葉県成田市の成田山新勝寺
千葉県成田市の成田山新勝寺で28日、1年間に寺に納められたお札(護摩札)を燃やし、御利益に感謝する年末恒例の「納め札お焚き上げ」が行われた。山伏姿の僧侶約10人が参加。ほら貝の音や読経が響く中、約3メートルの高さにまで上がった火柱に、お札約3万枚を次々に投げ入れた。
2020、21年は新型コロナウイルス対策で儀式の一部を縮小したが、今回は19年までと同様の規模で開催。本尊の不動明王の分身とされるお札を「智慧の火炎」と呼ばれる炎に返し、1年間の無病息災に感謝する。
新勝寺では正月三が日で約300万人の初詣客を見込む。