2022.12.28 06:44
NY株続伸、37ドル高 中国コロナ政策転換を好感
【ニューヨーク共同】連休明け27日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比37・63ドル高の3万3241・56ドルで取引を終えた。中国が新型コロナウイルスを封じ込める「ゼロコロナ」政策の転換を決めたことを好感した買いが優勢となった。
中国のコロナ規制緩和により、世界経済の活性化や供給網の混乱解消が期待された。ただ、米長期金利が上昇し、相対的に割高感が意識されたIT株が売られ、上値は重かった。年末を控え積極的な売買は手控えられた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、144・63ポイント安の1万0353・23。