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2022.12.29 21:00

祝!紅白☆三山ひろしの思い出アルバム④―35歳、念願の初出場…ファン歓喜「私たちの宝物」

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第73回紅白歌合戦に、めでたく8年連続8回目の出場を決めた三山ひろしさん=南国市出身。ふるさとから応援の気持ちを込めて、これまでの歩みを本紙の過去記事で振り返ります。

(2015年12月6日掲載)

三山ひろしさんの紅白出場を祝い、万歳で喜ぶファン(南国市役所)

三山ひろしさんの紅白出場を祝い、万歳で喜ぶファン(南国市役所)


 NHK紅白歌合戦への初出場が決まった演歌歌手、三山ひろしさん(35)の出身地・南国市で、地元ファンの“ひろし愛”がはじけている。年配の女性を中心に「大みそかまで待てないっ」と盛り上がりは増す一方。4日には市中心部に「祝! 出場」の横断幕も掲げられた。

 三山さんの地元、同市長岡地区の市議らによると、組織だった後援会やファンクラブはないが、複数のグループが勝手連的に活動。推定で、平均年齢60歳以上、広がりは「市内だけで数百人」といい、里帰りコンサートの時などは互いに交流するという。

 待望の紅白出場を記念して、市議や市職員ら有志がお祝いの横断幕を作成。4日夕方から市役所北側の歩道橋に掲げる段取りになると、それを聞きつけたファン20人近くが、現場に駆けつけた。

南国市役所北側に掲げられた横断幕(同市大そね甲)

南国市役所北側に掲げられた横断幕(同市大そね甲)

 紅白決定後、各グループが顔を合わせたのはこの日が初めてといい、横断幕をつるすと場所を変えて“ひろし談議”。「もう、びっくり」「南国市の宝」と喜びを分かち合い、最後は自然発生的に万歳三唱が起こった。

 デビュー前からイベントなどを通じて三山さんと交流のあった三谷佳名さん(68)=大そね乙=は「夢をかなえた。あの『ビタミンボイス』を全国の人に届けてほしい」。恒石三恵子さん(77)=上野田=は「ファン一同の思い」として、「優しくて面白い。ひろし君のおかげで、いろんな人と知り合うこともできた。私たちの宝物です」。

 ファンの至福の日々は、年末まで続きそうだ。(小笠原敏浩)

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