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2022.12.27 08:38

雪は残るが汚れ残さず!高知城で恒例のすす払い

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天守の軒のほこりを落とした恒例のすす払い(高知城=山下正晃撮影)

天守の軒のほこりを落とした恒例のすす払い(高知城=山下正晃撮影)

 高知城で26日、年末恒例のすす払いが行われた。23日に降った雪が本丸御殿の屋根に残る中、高知城管理事務所の職員やボランティア25人が、天守や懐徳館の汚れを落とした。

 はんてんを着た職員3人が2メートルほどの竹を使い、天守の軒をガサガサ。「おお、クモの巣がある」「がいにやられんで」。1年分のほこりを頭からかぶりながら丁寧に払っていった。

 屋内でも、職員らが障子を張り替えたり、展示ケースのガラスを拭いたり、てきぱきと掃除。職員の吉本暁司(さとし)さん(24)は「お城がきれいになったと気づいてもらえたらうれしい。心の中で『でしょ』って言います」と笑顔だった。

 今年の同館入館者は20万人で、前年(11万人)の約2倍となったが、コロナ前の約29万人には届かないという。担当者は「来年は多くの人に来てもらえれば」と期待を寄せていた。

 懐徳館は31日まで休館。ただ、高知城で開催している光と音の体験イベントに合わせ、午後6時~同9時は入場できる。1月1日午前9時~午後5時は無料開放する。2日から通常営業となる。(加藤風花)

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