2024年 04月29日(月)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2022.12.26 08:35

目指せウハウハ 一獲千金―歳晩って、すごく密なので(7)

SHARE

大雪に見舞われた23日も、一獲千金を目指す人たちが宝くじ売り場に列をつくった(高知市高須3丁目=反田浩昭撮影)

大雪に見舞われた23日も、一獲千金を目指す人たちが宝くじ売り場に列をつくった(高知市高須3丁目=反田浩昭撮影)

 高知市がすっぽり雪に覆われた23日。宝くじ売り場の「高須ハイパーチャンスセンター」(同市高須3丁目)は訪れる人は引きも切らず、熱気が漂っていた。みなが狙うのは一獲千金。年末ジャンボの10億円だ。

 県内の多くの売り場を管理する会社によると、ここが市内で一番行列ができる場所。売り場には白地に赤く「年末ジャンボ1等前後3億円×2」「年末ジャンボ2等1億円」といった実績がずらり輝く。

 販売最終日のこの日、連番とバラを計50枚を購入したという高齢者施設勤務の松本美沙恵さん(45)=同市介良乙=は、振り込まれたばかりのボーナスを握り締めて来た。「雪が降るなんて珍しいことが起きた日に買ったんだから、もしかして」と声を弾ませた。

 毎年、1年かけて「年末ジャンボ貯金」をしているという40代の会社員男性は「よく当たりが出ている」という市内三つの売り場を回って計100枚を購入。「ずっと夢を買い続けてる。買わな当たらんき。今年こそ!」ときっぱり。

 ガソリンや電気代、食料品などの値上げが続き、懐がますます寒くなる年末。財布の中が密になるか。発表は31日。(人見彩織)

高知のニュース 高知市 季節・気候

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月