2022.12.25 09:38
キリスト生誕地の教会で平和願う コロナ規制解除後、初クリスマス
24日、ヨルダン川西岸ベツレヘムの聖カテリナ教会前の広場で、ライトアップされたクリスマスツリー(共同)
【ベツレヘム共同】イエス・キリスト生誕の地とされるヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ベツレヘムにある聖カテリナ教会で、24日深夜から25日にかけてクリスマス恒例の深夜ミサが行われた。新型コロナウイルス関連の規制解除後、初のクリスマス。3年ぶりの通常通りのミサで、教会や周辺に集まった多数のキリスト教徒らが平和を願って祈りをささげた。
規制下の昨年、一昨年は、地元市民が中心だったが、今年は多くの外国人が訪問。カナダから来た弁護士ナタリーさん(38)は「コロナ規制があったら来られなかったから感激。教会周辺は落ち着いた雰囲気でリラックスできる」と笑顔を見せた。