2022.12.23 16:46
元深川市議に損害賠償命令 SNS投稿巡り、旭川地裁
北海道深川市の佐々木一夫元市議=当時は現職=が昨年、交流サイト(SNS)に投稿した書き込みで名誉を傷つけられたとして、同市の放射線技師の男性が損害賠償を求めた訴訟の判決で、旭川地裁(剣持亮裁判長)は23日、佐々木氏に慰謝料など22万円の支払いを命じた。
佐々木氏は25日投開票の深川市長選に立候補し、告示日の18日に失職している。
判決によると、佐々木氏は2021年4月、自身のSNSに男性を名指しして「『公益通報者』に報復なんて考えるから大事件になる」などと投稿。男性が勤務先の病院で起きた不正行為を巡り、内部告発者を他部門に異動させたと示唆する内容だった。