2022.12.23 15:59
自民、72選挙区で支部長選任 「10増10減」62カ所見送り
自民党は23日、衆院小選挙区定数「10増10減」の対象となる15都県の計134選挙区のうち、10都県の72選挙区で次期衆院選の公認予定者となる支部長を決定した。残る62選挙区では選任を見送り、宮城、滋賀、和歌山、山口、長崎の5県では全ての選挙区が来年に持ち越しとなった。
決定は10増10減を反映した改正公選法が28日に施行されるのを踏まえた。茂木敏充幹事長と森山裕選対委員長は連名で、これまで小選挙区で敗北し、比例復活が多い場合は今回の選任を見送ったとの文書を公表した。
森山氏は、残る選挙区について「来年1月中にできるだけめどをつけるのが大事だ」と語った。