2022.12.23 12:15
対馬で漁船座礁、乗員救助 海保、島根・浜田の2隻
座礁した底引き網漁船「第5あけぼの丸」=23日午前、長崎県対馬市(比田勝海上保安署提供)
23日午前5時5分ごろ、長崎県対馬市の舟志湾の浅瀬で、島根県浜田市の漁船2隻が「乗り上げた」と所属する水産会社から118番があった。このうち1隻から乗組員9人を救助した。もう1隻は自力で離礁し、全員無事だった。
比田勝海上保安署によると、現場は対馬市上対馬町の沖合約100メートルの浅瀬。座礁したのは底引き網漁船「第5あけぼの丸」と「第6あけぼの丸」(いずれも75トン)で、浜田市の水産会社「浜田あけぼの水産」に所属している。
現場付近は23日朝、10メートルを超す強い風が吹いていたという。