2022.12.22 20:32
冬至にカボチャ食べ無病息災願う 大阪・西成の生根神社
「こつま南瓜祭り」が開かれた生根神社をお参りする人たち=22日午前、大阪市西成区
1年で最も昼の時間が短くなる冬至の22日、大阪市西成区の生根神社で、冬至にカボチャを食べて風邪を予防しようという風習にちなんだ「こつま南瓜祭り」が開かれた。参拝者はゆで小豆をかけた蒸しカボチャを受け取り、無病息災を願った。
神社のある西成区玉出地域周辺は、かつて勝間村と呼ばれており、ごつごつとした見た目が特徴のカボチャ「勝間南瓜」の発祥地。祭りでは例年、勝間南瓜と西洋カボチャの2種類を振る舞ってきたが、今年は新型コロナウイルスの影響で開催の決定が遅れたため、栽培数の少ない勝間南瓜は確保できず、西洋カボチャのみを用意した。