2022.12.21 20:05
マスクの中のワイヤでけが 不織布を貫通、目に入る事例も
国民生活センターは21日、マスクを顔に密着させるため鼻の部分に内蔵されているワイヤが不織布を貫通してけがをする事例が起きていると発表した。全国の消費生活センターに寄せられた相談の中には「先端が目に入った」という事例もあり、注意を呼びかけた。
国民生活センターが行ったテストによると、樹脂や金属でできたワイヤを着用や収納のため何度か変形させると、先端が飛び出すことがあった。
各地の消費生活センターには2017年度以降、「小学生の子どもが目の下にけがをした」「針状のものが飛び出て目に入り充血した」など25件の相談があった。