2022.12.21 18:09
ウクライナ学生が住民と交流 クリスマス行事を企画
クリスマスイベントに参加した高校生と写真を撮る、ウクライナ避難民の学生(左)=21日午後、福岡県太宰府市の日本経済大
福岡県に避難し、日本経済大(太宰府市)で学ぶウクライナ避難民の学生たちが21日、支援を受けた地元住民らに感謝の念を伝えようと、クリスマスイベントを催した。会場となった同大のホールにはウクライナ語の歌が響き渡り、来場者は学生食堂で伝統料理ボルシチに舌鼓を打った。
ウクライナ人学生は、伝統舞踊「ゴパック」を披露し、日本人学生とともに和太鼓を演奏。ビーツ(赤カブ)で色づけした温かいボルシチも振る舞い、来場者は「コクがある」などと出来栄えを評価した。
調理した学生のカテリナ・マニコフスカヤさん(20)は「家族と過ごしたクリスマスを思い出した」と思いを口にした。