2022.12.20 13:14
ICBMの通常軌道発射を示唆 北朝鮮、総書記の妹・金与正氏
【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹の金与正党副部長は20日、朝鮮中央通信が報じた談話で、大陸間弾道ミサイル(ICBM)をこれまでのような高角度のロフテッド軌道ではなく、通常の軌道で発射する実験を行う可能性を示唆した。
韓国側の専門家らが通常軌道の発射実験をしなければ弾頭部の大気圏再突入技術を持ったことを立証できないと指摘していることに反論し「やればできるし、見れば分かることだ」と表明した。
北朝鮮はこれまでICBM級の弾道ミサイルの発射実験はすべてロフテッド軌道で発射してきた。