2022.12.20 12:56
米映画界の大物に再び有罪 「#MeToo」運動発端
【ロサンゼルス共同】米ロサンゼルスの裁判所の陪審は19日、複数の女性に対する性的暴行などの罪に問われたハリウッドの大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン被告(70)について、うち1人への強姦などの罪で有罪評決を下した。米メディアによると、最長禁錮24年となる可能性がある。被告は2020年に性的暴行などの罪を巡り、ニューヨークの裁判所で有罪評決を受け、禁錮23年を言い渡された。既に服役している。
映画界で絶大な影響力を持っていた被告を巡っては、17年にセクハラ疑惑が発覚。これを機に被害を告発する「#MeToo」(「私も」の意)運動が拡大した。