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2022.12.20 11:13

新規国債発行、35兆円台後半か 23年度予算、歳出賄えず

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 政府が2023年度当初予算案で、新規国債発行額を35兆円台後半とする方向で調整していることが20日分かった。税収の伸びを見込み、22年度当初の36兆9千億円から減額する。減額は2年連続だが、巨額の歳出を税収で賄えず、借金に大きく頼る財政の姿は変わらない。


 一般会計の歳出総額は過去最大の114兆円台前半で最終調整している。税収は過去最高の69兆円台を見込み、税外収入も確保した上で、不足分を国債発行による借金で穴埋めする。


 歳出総額が膨らむのは、防衛費や社会保障費、自治体に配る地方交付税交付金の増加が要因。年度当初の107兆5964億円から6兆円以上増える。

(c)KYODONEWS

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