2022.12.20 11:09
京都・東西本願寺で恒例すす払い ほこり落としてすっきり
京都市下京区の西本願寺と東本願寺で20日、お堂の畳をたたき、たまったほこりを落とす年末の恒例行事「すす払い」があった。僧侶や門徒らが新年を迎えるための大掃除に取り組み、すっきりとした表情を見せた。
西本願寺では、空が明るくなり始めた午前7時過ぎに阿弥陀堂などのすす払いを開始。手足がかじかむ寒さの中、約250人が竹の棒で畳をたたくと、バチバチと激しい音がしてほこりが舞い上がった。
東本願寺では、僧侶の「はじめー」とのかけ声に合わせ、約100人が一斉に畳をたたき、千畳敷の御影堂を往復した。ほこりは大きなうちわで外にあおぎ出した。