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2022.12.19 22:16

世界の陸と海、30%保全 生物多様性COP合意

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 COP15で新たな生態系保全目標を採択し、拍手する黄潤秋議長(中央)ら=19日、カナダ・モントリオール(共同)

 【モントリオール共同】カナダでの国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)は最終日の19日、2030年までの新たな生態系保全目標を採択した。23項目の個別目標からなり、世界の陸と海の少なくとも30%を保全することなどが柱。発展途上国を支援するため、生物多様性に特化した基金の創設も明示した。


 新目標は10年に名古屋市で採択された「愛知目標」の後継。気候変動や開発などで生物多様性が急速に失われる現状を止め、回復に向かわせることを目指す。各国は取り組み状況の報告などが求められるが、目標を達成できなくても罰則はなく、確実な実施が課題となる。

(c)KYODONEWS

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