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2022.12.19 08:36

【動画あり】高知県西部が雪化粧 天狗高原は30センチ

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雪が降る中、元気にサッカーをする児童たち(四万十市の中村南小学校)

雪が降る中、元気にサッカーをする児童たち(四万十市の中村南小学校)

 高知県地方は18日、寒気や湿った空気の影響で西部を中心に雪が降った。高岡郡津野町の天狗高原では午前9時時点で約30センチ積もり、四万十町や四万十市でも山や家の屋根がうっすら雪化粧。身をすくめる人らの一方、子どもたちは雪の中を元気に走り回った。

 高知地方気象台によると、最低気温は県内16観測地点のうち6地点で氷点下を記録し、吾川郡いの町の本川(氷点下3・4度)と土佐清水市(2・8度)では今季一番の寒さ。同気象台は同日朝、県西部に大雪注意報を出した。

約30センチの積雪となった天狗高原で、そり遊びを楽しむ親子(津野町芳生野乙)

約30センチの積雪となった天狗高原で、そり遊びを楽しむ親子(津野町芳生野乙)

 天狗高原は前夜から断続的に降り積もった雪で一面真っ白。宿泊施設「星ふるヴィレッジTENGU」では、屋外に出た宿泊客らが「うわっ、すごい雪」と驚き、写真を撮っていた。子どもたちは雪原を走ったり、そりに乗ったりして大はしゃぎだった。

 四万十市不破上町の中村南小学校では、地元の少年サッカークラブが3年ぶりの大会を敢行。雪が舞う中、約40人がグラウンドを駆け回った。同校6年の岡本陽翔君(12)は「雪でボールを動かしにくいし寒かったけど、楽しかった」と真っ赤な顔で話していた。

雪化粧した山間の集落を走り抜ける列車(四万十町久保川)

雪化粧した山間の集落を走り抜ける列車(四万十町久保川)

 四万十町の十和、大正地域では集落の家々や沈下橋が白く染まり、雪の中をJR予土線の列車がゴトゴトと走り抜けた。一方、高知自動車道の大豊―川之江東間は降雪の影響で午前8時50分から午後2時半まで通行止めとなった。

 19日も西部では明け方まで雪の降るところがあるという。(河本真澄、富尾和方、小林司)

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