2022.12.18 01:53
勾留中の男性死亡、大阪府警 戒具で拘束も、死因調べる
大阪府警浪速署は17日、覚醒剤取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕し、署の留置場で勾留していた40代男性が死亡したと発表した。署によると、男性が壁に頭を打ち付けるなどしたため身体を拘束する戒具を着け、解除した約9時間後に意識を失った。
男性に目立った外傷はなかった。男性は逮捕時「持病はあるが、薬は飲んでいない」と署員に申告していた。署は2回にわたり約1時間半と約2時間45分、それぞれ連続して戒具を着けていたという。司法解剖して死因や経緯を調べる。
男性は14日夜に逮捕。17日午後、署員の呼びかけに応じなかったことから病院に救急搬送し死亡が確認された。