2022.12.20 18:00
【復刻6=終】騎手20年目「技術追求」 福永洋一記念PRで高知入り―引退表明の福永祐一騎手特集
日本中央競馬会(JRA)のトップジョッキーで、県観光特使を務める福永祐一騎手(38)が、29日に高知競馬場で行われるレース「福永洋一記念」のPRで、来高していた。高知市出身の名騎手だった父、洋一さんの名を冠したレースも今年で6回目。祐一騎手は「イベントも充実してきた。ぜひ多くの方に足を運んでほしい」と呼び掛けている。「洋一記念」への思いや、20年目を迎えた騎手生活を振り返ってもらった。
土佐料理に舌鼓を打ちながら抱負を語る福永祐一騎手(高知市内)
「うれしいですね。今年の騎手交流競走も念願だったし、だんだん大きくなってきた。一人ではできなかったから、協力してもらったいろんな方に感謝している。まずは10回を目標に頑張りたい」
―観光特使でもあるし、高知に来る回数も増えました。
「知っている人も店も増えた。楽しみにしているのはやはり料理で、塩たたきは一度食べたら忘れられない味。小さいころ父の姉が高知に住んでいて、よくザリガニを釣ったのも思い出です。騎手になった年に(高知競馬の名物レースの)全日本新人王争覇戦で騎乗したこともよく覚えている。乗ったのは…