2022.12.17 18:02
生物多様性巡り途上国支援拡大へ 国連開発計画が方針
COP15会場でインタビューに応じるUNDPのアヒム・シュタイナー総裁=14日、カナダ・モントリオール(共同)
【モントリオール共同】国連開発計画(UNDP)のアヒム・シュタイナー総裁は17日までに、共同通信の単独インタビューで、生物多様性保全に関する発展途上国の政策立案などの支援を大幅に拡大する方針を明らかにした。「支援対象国を現在の41カ国から今後2年程度の間に約90カ国増やし、130カ国程度に大幅に拡大することを目指す」と述べた。
シュタイナー氏は、カナダ・モントリオールで開催中の国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)に出席、会場でインタビューに応じた。
COP15では、発展途上国が対策推進のための資金や技術支援などが不足していると強く訴えた。