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2022.12.17 10:49

クロウサギの生息数増加、奄美 捕食動物の駆除が功を奏す

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 特別天然記念物のアマミノクロウサギ=8月、鹿児島県宇検村

 鹿児島県奄美市で16日、希少野生動物の状況を議論する環境省の会議があり、特別天然記念物アマミノクロウサギなど対象3種の推定生息数がいずれも増えていることが報告された。捕食するマングースなどの駆除やノネコの対策が進んだことが要因。担当者は「状況把握のために調査を続けていきたい」と話した。


 同省によると、対象はほかにアマミヤマシギとオオトラツグミ。モニタリング結果や撮影した動画を分析して生息数を推定した。クロウサギの生息数は2003年と比較し、21年は奄美大島で約4倍の1万9558匹(中央値)、徳之島で約14倍の2824匹(同)だった。

(c)KYODONEWS

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