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2022.12.16 17:53

子育て支援へ新給付や手当拡充 財源は来夏、高齢者の医療負担増

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 首相官邸で開かれた「全世代型社会保障構築本部」の会合=16日午後

 政府の「全世代型社会保障構築本部」(本部長・岸田文雄首相)は16日、今後の改革方針を示す報告書を決定した。新たな子育て支援の給付創設や児童手当拡充案の2023年中の早急な具体化が柱。子育て支援の財源論は先送りし、来夏に策定する経済財政運営の指針「骨太方針」で道筋を示す。高齢者の医療負担増も盛り込み、医療の負担を先行させた。


 給付は高齢者、負担は現役世代という従来型からの転換が狙い。21年の出生数は81万人と統計開始以来最少。少子化対策を柱に据え、経済力に応じて負担を求める姿勢を鮮明にした形だ。

(c)KYODONEWS

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