2022.12.16 11:57
東証、午前終値2万7620円 景気後退懸念で大幅続落
下げ幅が一時450円を超えた日経平均株価を示すモニター=16日午前、東京・東新橋
16日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続落し、前日終値からの下げ幅は一時400円を超えた。欧米の金融引き締めによる景気後退懸念を背景に前日の欧米株式市場が下落したことを受け、東京市場でも売り優勢となった。
午前終値は前日終値比431円04銭安の2万7620円66銭。東証株価指数(TOPIX)は14・51ポイント安の1959・39。
前日公表された11月の米小売売上高が市場予想を下回ったことで個人消費の減速が意識され、ダウ工業株30種平均は大幅下落した。欧州中央銀行が政策金利の引き上げを発表し、欧州市場でも売りが広がった。