2022.12.16 11:02
北海道の高齢者施設で虐待 入居者に消毒液、暴言も
北海道増毛町の住宅型有料老人ホーム「元気100才!」で、職員が入居者に消毒液を吹きかけたり、暴言を吐いたりしていたことが16日、町への取材で分かった。7月に通報があり、町などは職員らへの聞き取りと施設への立ち入り調査を実施、10月に虐待と認定した。道は12月13日、施設に文書で指導し、改善報告を求めた。
町によると、職員が今年1月ごろから日常的に「居眠り防止」と言いながら入居者に消毒液を吹きかけていた。別の職員は、トイレに連れて行ってほしいと話す入居者に「またか」などと暴言を吐いた。