2022.12.16 06:53
NY株続落、764ドル安 利上げ長期化で景気懸念
ニューヨーク証券取引所のトレーダー(ゲッティ=共同)
【ニューヨーク共同】15日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比764・13ドル安の3万3202・22ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化で景気が後退するとの懸念が強まり、ほぼ全面安となった。下げ幅は一時950ドルを超えた。
FRBが前日発表した連邦公開市場委員会(FOMC)出席者の政策金利のピーク予測は5・1%と、9月時点予想の4・6%から上昇したことで景気への悪影響が警戒された。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も続落し、360・36ポイント安の1万0810・53。