寒い冬にスパイスでホッ…「チャイシロップ」ご存じ？大月町の移住夫妻が販売

2022.12.15 08:40

寒い冬にスパイスでホッ…「チャイシロップ」ご存じ？大月町の移住夫妻が販売

高知新聞社

「お湯や、ワインに入れてもおいしい」と話す森あやさん　（大月町弘見の道の駅ふれあいパーク大月）

　キッチンカーでドリンクやケーキを提供している幡多郡大月町安満地の森あやさん（３９）が、手軽に本格的なチャイを楽しめるシロップを作り販売している。スパイスたっぷりで体の芯までぽかぽかになる一品で、寒い冬の日に楽しんでほしいと呼びかけている。

　あやさんは夫の信也さん（４５）と２０２１年に松山市から移住。今年３月からキッチンカー「ＳＯＲＡＮＥＫＯ」で町内を中心に、シロップを使ったチャイラテやコーヒー、ケーキなどを提供している。チャイは茶葉にスパイスや砂糖を加えて牛乳で煮出したミルクティー。子どもでも飲みやすく、自宅でも楽しみたいという要望が多かったことからシロップの商品化を決めた。

スパイスの効いた本格的な味が楽しめるチャイシロップ

　「ワーキングホリデーで過ごしたオーストラリアで、リラックスしたい時によく飲んでいた」とあやさん。当時の記憶をたどりながら、町地域おこし協力隊の信也さんと共に味を調整。シナモンをベースに６種類のスパイスと茶葉、ショウガを絶妙にブレンドした。

　信也さんは「手間が掛かるチャイをスプーン一つで楽しめる。冬場のキャンプにもぴったり」とほほ笑んでいた。２００ミリリットル入り１９５０円。道の駅ふれあいパーク大月（弘見）などで販売している。問い合わせはメール（soranekocoffee@gmail.com）へ。（坂本出）

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