2022.12.13 21:23
救急搬送困難、全国で5470件 前週比24%増、8月並み
総務省消防庁は13日、救急車の到着後も搬送先が決まらない「救急搬送困難事案」が、5~11日の1週間に全国の主な52消防で計5470件あったと発表した。前週から24%増え、6週連続で増加した。1週間の搬送困難事案が5千件を上回るのは、新型コロナウイルス感染「第7波」が続いていた8月22~28日の週以来となる。
このうち、発熱などコロナの疑いがあるケースは前週比27%増の1577件。3週連続で千件を超えた。コロナ疑い以外は22%増の3893件だった。
総数を地域別に見ると、最も多い東京消防庁が2501件で14%増。次いで大阪市消防局386件(20%増)など。