2022.12.13 20:41
元東急電鉄の運転士を略式起訴 小田急の運行妨害罪で
小田急小田原線柿生駅の上りホームで、発車直前だった電車の緊急非常用装置を勝手に操作して乗り込み、出発を遅れさせたとして、川崎区検は13日、威力業務妨害の罪で、元東急電鉄運転士の男性(43)を略式起訴した。捜査関係者によると、仕事に遅刻しそうだったため、慌ててドアを開けた疑いもあるとされたが、東急電鉄は詳細を明らかにしていない。
東急電鉄は「厳格に受け止め、おわび申し上げる。再発防止に努める」とコメントした。事件後に依願退職したという。
起訴状によると、7月20日、発車直前の電車のドアロックを解除、安全確認を余儀なくさせ、出発を約5分遅れさせたとしている。