2024年 05月12日(日)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2022.12.13 12:06

歌人の篠弘さんが死去 89歳、明敏な短歌史研究

SHARE

 篠弘さん

 明敏な短歌史研究で知られた歌人で短歌評論家の篠弘(しの・ひろし)さんが12日午前5時44分、多臓器不全のため東京都の病院で死去した。89歳。東京都出身。家族葬を行う。喪主は妻智英子(ちえこ)さん。後日、しのぶ会を開く予定。


 1951年の早稲田大入学後、歌誌「まひる野」に入会。歌人の土岐善麿や窪田章一郎に師事し、後に代表に就いた。大学卒業後は小学館に入社。百科事典の編集などに携わり、出版本部長など要職を務めた。


 仕事の傍ら作歌に取り組み、現代人の諸相を多角的に詠んだ。代表歌に〈雪の来るけはひの空を見はるかしレイアウト室に珈琲をのむ〉など。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N文化・芸能

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月