2022.12.13 07:26
G7、ウクライナ防空支援に焦点 ロシア非難、越冬対策も
G7のオンライン会合に出席した岸田首相=13日未明、首相公邸(内閣広報室提供)
【ベルリン共同】先進7カ国(G7)首脳は12日(日本時間13日未明)、ロシアによるウクライナ侵攻などを巡りオンライン形式で会合を開いた。会合後に首脳声明を発表し「ロシアが続ける非人道的で残酷な攻撃」を非難、攻撃中止と無条件撤退を求めた。ウクライナへの防空システム供与に「直近の焦点を当てる」として軍事支援継続を表明した。
岸田文雄首相は会合で、冬の寒さが本格化する中、電力不足への対応が最大の課題だと指摘した。
ウクライナのゼレンスキー大統領も参加し「ロシアが砲撃やミサイルで優位に立っている。最新の戦車が必要だ」とさらなる武器供与を求めた。