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2022.12.13 08:40

剣道試合中に心筋梗塞の男性を救命 高知県剣道連盟などが4医師に感謝状 

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感謝状を受け取った=左2人目から=山本憲治さん、宇賀俊輔さん、浜田朋弥さん(高知市丸ノ内1丁目の県武道館)

感謝状を受け取った=左2人目から=山本憲治さん、宇賀俊輔さん、浜田朋弥さん(高知市丸ノ内1丁目の県武道館)

 高知県香南市で先月開かれた県下武道香南大会で、剣道の試合中に心筋梗塞で倒れた男性(57)を救命したとして、香南武道振興会と県剣道連盟は11日、会場に居合わせた医師4人に感謝状を贈った。

 高知市在住の山本憲治さん(66)、宇賀俊輔さん(30)、浜田朋弥さん(34)と、京都市在住の志村光揮さん(35)。

 山本さんらによると11月27日午後1時ごろ、香南市野市町西野の県青少年センターで試合をしていた男性が突然倒れた。観戦に来ていた山本さんと出場選手だったほかの3人が救急車到着までの約15分間、心臓マッサージや自動体外式除細動器(AED)を使って救命措置を施した。男性は心肺停止状態だったが命を取り留め、現在は職場にも復帰しているという。

 表彰式は12月11日に高知市の県武道館で行われ、出席した同市の3人は「医師なので率先して動くのは当たり前」などと控えめに話した。山本さんは20年以上携帯してきた人工呼吸用のマスクを今回初めて使ったといい、「低酸素状態が続けば、脳もダメージを受ける。持っていて本当によかった」と振り返っていた。(深田恵衣)

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