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2022.12.10 17:30

2022年いろいろとありました!読者が選ぶ高知県内10大ニュース募集 計30人に賞金 12/23締め切り

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 2022年も残すところ1カ月を切りました。高知新聞社は今年も「読者が選ぶ県内10大ニュース」を募集します。高知県関係の出来事を手引としてまとめましたので、家庭、職場、学校で振り返りながら、記憶に残っているニュースの順位を付けてください。(手引に掲載の肩書、年齢は当時)

はがき・ネットで1人1票 12/23締め切り
【応募方法】
皆さんが選んだ10大ニュースの順位、項目番号(手引以外のニュースを選ぶ場合は不要)、住所、氏名、年齢、職業、性別、電話番号をはがきに明記し、〒7808572高知市本町3丁目2―15「高知新聞社報道部 県内10大ニュース係」へ。

 インターネットの場合は、高知新聞ウェブサイトの専用ページから投票できます。

 応募は、はがきかネットで1人1票とします。同一人物による複数の応募、明らかに組織票と見なされるものは無効とします。

【総合順位】皆さんが1位に挙げたニュースを10点、以下2位を9点…10位を1点と計算し、各ニュースの得点を累計します。総得点の多いものから順に県内10大ニュースとします。

【賞金】皆さんが応募した順位を、実際の順位と突き合わせて点数化し、上位10人に各1万円を進呈(1家族で複数入賞した場合は、上位点の応募分のみ入賞とさせていただきます)。それ以外の応募者の中からも抽選で20人に各5千円を贈ります

【締め切り】23日。

【発表】29日付紙面。

◆2022年の主な動き リスト◆(月をクリックでニュースの概要が読めます)
 【通年】
(1)新型コロナ感染「波」続く
(2)県議2補選 新人女性3人当選
(3)レスリング桜井つぐみ大活躍
(4)高知FD13年ぶり年間王者
(5)外来鳥サンジャク生息拡大
(6)教職員の逮捕続発8人に
(7)物価高 県民生活を直撃

 【1月】
(8)足摺海底館が50周年
(9)トンガ沖噴火 県内に津波
(10)宿毛市で震度5弱
(11)龍馬マラソン連年中止に
(12)大月町の郵便局に強盗

 【2月】
(13)来春朝ドラ牧野博士の「らんまん」
(14)JA高知県が産地誤表示

 【3月】
(15)日高村オムライス街道50万食
(16)高知大丸がリニューアル
(17)高知競馬売り上げ6年連続最高

 【4月】
(18)県教育長 66年ぶり元教員
(19)県人口67万人台に
(20)嶺北で義務教育学校2校誕生
(21)本山町に木質発電とハウス連結施設
(22)須崎市にロゴスが野外体験施設
(23)弥生時代のすずり 県内初確認
(24)五台山展望台が閉鎖 
(25)関勉さん 名誉県民に

 【5月】
(26)宇佐のウルメ不漁
(27)JR四国全路線赤字
(28)オリックスが風力発電断念

 【6月】
(29)室戸診療所が開所
(30)「まるごと高知」黒字転換
(31)ヤ・シィパーク20周年
(32)県内原木10年ぶり高値
(33)とさでん本業赤字15億円

 【7月】
(34)ごめん・なはり線20周年
(35)ゴルフ岡田晃平が日本アマ優勝
(36)台風4号で線状降水帯
(37)繁藤災害から50年
(38)県内初の入れ墨入り土偶
(39)参院選徳島・高知は中西氏3選
(40)浦戸大橋 開通50年
(41)阪神が安芸春季キャンプ完全撤退
(42)足摺海底館が登録文化財に
(43)まんが甲子園3年ぶりリアル開催

 【8月】
(44)旭ロイヤルを星野リゾートに売却
(45)四国インターハイ 2人個人優勝
(46)本県政治家 旧統一教会側と接点
(47)成田十次郎さん死去
(48)よさこい「特別演舞」開催 
(49)最低賃金33円引き上げ
(50)全中で個人2人が日本一
(51)県内国保30年度に統一
(52)JR四国が運賃12.8%上げ
(53)発見67年で香り米「十和」品種登録

 【9月】
(54)女子ボクシング岩川が再び世界王座
(55)JA高知県ヒノヒカリ苗に別品種
(56)県産酒類輸出85%増
(57)明治生まれ 県内から去る
(58)台風14号で暴風被害
(59)宿毛で四国初プロ自転車レース

 【10月】
(60)奈半利がふるさと納税制度復帰
(61)栃木国体で個人2人が優勝
(62)四銀と幡多信が業務提携
(63)香南市汚職 漏えい者不明で公判終結
(64)公取委 県内十数社に立ち入り
(65)プロサーファー金沢さん年間V
(66)あかうし「ルージュ」100頭突破

 【11月】
(67)奈半利汚職が結審
(68)足摺宇和海国立公園指定50周年
(69)西敷地公募 再び断念
(70)下田の看護大誘致断念
(71)四電 家庭料金上げ申請
(72)室戸市庁舎移転 住民投票へ

 【12月】
(73)県JA子会社 解散へ
(74)藤川球児さん 名球会入り

もう決まった!という方へ…ご投票はこちらから。
もう少し考えたい!という方へ…
全ニュースの概要読めます。下へどうぞ!

◆2022年の主な動き 概要◆
《通年》(1)新型コロナ感染「波」続く
 新型コロナウイルス感染拡大が2022年も続き、県内の累計感染者は12月2日時点で11万4747人となった。第6波のさなかだった2月には県全域に「まん延防止等重点措置」が適用された。第7波のピークだった8月後半は新規感染者が連日1500人を超え、24日は最多となる2027人。発熱外来に受診希望者が殺到し、人員不足やクラスター(感染者集団)頻発で医療体制が逼迫(ひっぱく)した。9月からオミクロン株対応ワクチンの接種も始まったが、年末に向け再び流行期を迎えつつある。

(2)県議2補選 新人女性3人当選
 2月の県議会香美市選挙区の補欠選挙で、元香美市議の依光美代子氏(73)が初当選した。高知市選挙区以外での女性の当選は初めて。4月の香南市選挙区の補欠選挙では、元香南市議の浜口涼子氏(46)と、会社役員の槙尾絢子氏(32)もそれぞれ初当選。県議会の女性議員は計5人に。

(3)レスリング桜井つぐみ大活躍
 レスリング女子57キロ級の桜井つぐみ選手(育英大=高知南高出)が4月のアジア選手権、6月の明治杯全日本選抜選手権を優勝。9月の世界選手権は前年の55キロ級に続き、2年連続で制した。世界連盟が11月に発表した女子57キロ級の世界ランキングでも、前年の55キロ級に続く連年の1位となった。

(4)高知FD13年ぶり年間王者
 6月に四国アイランドリーグplus2022年シーズンの前期リーグを制した高知ファイティングドッグスが、9月のチャンピオンシップも制し、09年以来13年ぶりとなる総合優勝を果たした。独立リーグ日本一はならなかったものの、久々のリーグ年間王者に県民ファンが歓喜した。

(5)外来鳥サンジャク生息拡大
 ヤイロチョウなどの生態を脅かすとされる外来種の鳥、サンジャクが安芸市や香南市にも生息を広げていることが野鳥保護団体の調査で10月に分かった。メジロなどが消えた地域が複数判明したほか、柿やミカンの食害情報も。保護団体は、愛媛県で23年前に逃げた30羽以上が既に四国の西半分まで繁殖した可能性が高いとして、各県の早期対策の必要性を訴えている。

(6)教職員の逮捕続発8人に
 1月から11月にかけ、教職員計8人が詐欺や住居侵入、窃盗、強制わいせつ容疑などで逮捕された。異常事態を受け、県教委は同月の臨時校長会で再発防止策を協議。竹崎実教育次長は「教職員の信頼が失われ、教育が破綻していると言わざるを得ない」と危機感をあらわにした。

(7)物価高 県民生活を直撃
 ウクライナ有事や円安進行を背景にした原油や原材料の価格高騰が、県民の家計や県経済を直撃した。ガソリン代は高止まりし、食品は値上げラッシュ。輸入に頼る燃油や肥料、飼料などの高騰で農家から「もう続けられん」と悲鳴が上がった。高知市の10月の消費者物価指数は前年同月比で3・1%上昇。物価高にさらされ続けた1年となった。

《1月》(8)足摺海底館が50周年
 土佐清水市の竜串湾に立つ海中展望塔「足摺海底館」が1日、開館50周年を迎えた。1972年の元日にオープンした海底館は、同市や幡多地域の観光をけん引し、半世紀で累計640万人が来館した。

(9)トンガ沖噴火 県内に津波
 南太平洋・トンガ沖で15日、海底火山の大規模噴火があり、同日夜から16日にかけて、日本列島の太平洋沿岸各地に津波が到達した。県内全域に津波注意報が出され、土佐清水市の清水港で1・0メートル、室戸市の室戸岬で0・81メートルの津波を観測。室戸市や黒潮町など6市町で、漁船やボート25隻の転覆・流失が確認された。須崎市や土佐清水市で養殖業への被害も出た。

(10)宿毛市で震度5弱
 22日未明、日向灘を震源地とする地震があり、宿毛市で震度5弱、黒潮町や大月町で震度4の揺れがあった。重大な被害はなかった。

(11)龍馬マラソン連年中止に
 2月に予定されていた「高知龍馬マラソン2022」が、全国的な新型コロナウイルス感染拡大で中止になった。実行委事務局が25日、発表した。中止は2年連続。約6500人のランナーの検査態勢が整わない上、運営に関わるスタッフ、ボランティアが確保できないことなどが理由だった。

(12)大月町の郵便局に強盗
 大月町才角の月灘郵便局に26日、刃物を持った男が押し入り、局長にけがを負わせて現金約25万円を奪って逃走した。県警は3月、四万十市の無職の男=当時(47)=を逮捕。高知地裁は9月、男に対し懲役6年6月の実刑を言い渡した。

《2月》(13)来春朝ドラ牧野博士の「らんまん」
 NHKは2日、2023年前期の連続テレビ小説を、植物学者の牧野富太郎博士をモデルとした「らんまん」に決めたと発表した。神木隆之介さん、浜辺美波さんらが出演する。10月には県内ロケも行われ、佐川町民らがエキストラで参加。放送開始を前に、観光振興の起爆剤として期待が高まっている。

(14)JA高知県が産地誤表示
 JA高知県は16日、「四万十町産」と表示して四万十町の直販所が販売した「四万十産ゆずぽん酢生姜」に、他産地のユズ果汁が混ざっていたと発表した。

《3月》(15)日高村オムライス街道50万食
 日高村で毎年開催される食べ歩きスタンプラリー「オムライス街道」の販売食数が、開始8年で通算50万食を突破した。村特産のシュガートマトを活用した人気企画で、今やすっかり「オムライスの村」「トマトの村」のイメージが定着した。

(16)高知大丸がリニューアル
 高知大丸が25日、地域共生型を掲げてリニューアルオープンした。1990年以来の大規模改装で、本館と東館の売り場面積の7割を刷新した。

(17)高知競馬売り上げ6年連続最高
 県競馬組合は31日までに、2021年度の売り上げが過去最高の949億4150万円だったと発表した。新型コロナ下でインターネット販売が好調。過去最高更新は6年連続となった。

《4月》(18)県教育長 66年ぶり元教員
 県教育長に教員出身の長岡幹泰氏(65)が1日、就任した。県教育長は1956年以降、行政職員が務めており、教員出身者が就くのは66年ぶり。

(19)県人口67万人台に
 高知県の人口が4月1日時点で68万人を割り込み、67万7888人になったことが県の推計で分かった。21年度の1年間で8486人の減。県人口は大正時代と同じ水準となった。

(20)嶺北で義務教育学校2校誕生
 大豊町に1校ずつあった小中学校を統合した義務教育学校「町立大豊学園」の開校式が6日、行われた。大川村の小中一貫校、大川小中学校も義務教育学校「村立大川小中学校」に移行し、7日に開校式が行われた。

(21)本山町に木質発電とハウス連結施設
 本山町木能津の町有地に木質バイオマス発電所と次世代型園芸ハウスの連結施設が完成し、18日に現地で竣工(しゅんこう)式が行われた。発電所で発生する排熱や二酸化炭素をハウス内の温度調整や光合成促進などに利用する仕組みは県内初。

(22)須崎市にロゴスが野外体験施設
 キャンプやバーベキューなどが楽しめる野外体験施設「ロゴスパーク シーサイド高知須崎」が23日、須崎市浦ノ内東分にオープン。市の整備でアウトドア用品大手の「ロゴスコーポレーション」(大阪市)が運営し、遊具を備えた公園も併設している。

(23)弥生時代のすずり 県内初確認
 県立埋蔵文化財センターなどは26日、弥生時代に墨をすりつぶすのに使ったすずりと推測される遺物6点が、県内で初確認されたと発表した。四万十市の古津賀遺跡群など県内3遺跡から出土した「砥石(といし)」を、研究者がすずりだと再鑑定。県内で弥生時代に文字が使用された可能性を示唆する遺物として注目されている。

(24)五台山展望台が閉鎖
 県は28日、高知市の五台山公園内にある展望台を閉鎖した。築50年余りで耐震性が不足。建て替え議論が続いていた。現在は取り壊し中で、代替の木製テラスが設置されている。

(25)関勉さん名誉県民に
 県が高知市のコメットハンター、関勉さん(91)を「名誉県民」に選んだ。これまでに20世紀最大級の「池谷・関彗星(すいせい)」など新彗星6個と223個の小惑星を見つけており、国内外の研究者らに多大な影響を与えた。

《5月》(26)宇佐のウルメ不漁
 土佐市宇佐町の特産、ウルメイワシがかつてない不漁。100トン以上あった年間水揚げ量がここ3年で急減し、2021年は22トンと統計史上最低。さらに、同年12月から今年4月までの5カ月間は水揚げゼロの状態。関係者から「宇佐のウルメブランドの危機」と悲痛な声が上がった。

(27)JR四国全路線赤字
 JR四国が17日、2019、20年度の路線別収支を公表した。コロナ禍の20年度は全8路線18区間の営業損益が赤字になり、前回公表の13~17年度平均から採算が悪化した。11月公表の21年度も全線赤字で、営業係数は予土線、赤字額は土讃線の高知―琴平間が20年度に続いて最大だった。

(28)オリックスが風力発電断念
 オリックスが、四万十町と四万十市にまたがる尾根筋で計画していた大規模風力発電所(仮称=大藤風力発電所)の建設を断念したことが分かった。同社は「風況調査の結果、十分な発電量が見込めないため」と理由を説明し、両市町に報告した。

《6月》(29)室戸診療所が開所
 室戸市が設置準備を進めていた市立室戸診療所が1日開所した。内科、整形外科など4科で診療し、入院患者を受け入れる一般病床を19床確保した。同市では、一般病床のない状態が4年以上続いていた。

(30)「まるごと高知」黒字転換
 県地産外商公社が東京・銀座で運営するアンテナショップ「まるごと高知」の2021年度収支が、前年度の4千万円の経常赤字から300万円の黒字に転換したことが分かった。

(31)ヤ・シィパーク20周年
 香南市夜須町のヤ・シィパークが全面オープン20周年を迎えた。海水浴場や道の駅を備え、夏の海水浴シーズンを中心に大勢の利用者が来場。近年は障害がある人らも含めて誰もが身近に海を楽しめるユニバーサルビーチとして新たな価値を磨いている。

(32)県内原木10年ぶり高値
 県森林組合連合会が2021年度に販売したスギ、ヒノキの平均単価は1万6391円で、10年ぶりの高値になった。取扱高も59億5600万円と過去最高。コロナ禍の輸入材不足「ウッドショック」が強く表れた。

(33)とさでん本業赤字15億円
 とさでん交通が16日、2021年度決算を発表し、営業損失は前年度から3億3千万円余り圧縮され15億2500万円となった。純損失は過去最大だった前年度の8億2400万円から4千万円になった。

《7月》(34)ごめん・なはり線20周年
 2002年に開業した土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線(後免―奈半利、42・7キロ)が1日、20周年を迎えた。これまでの乗客は延べ2360万人。生活路線として地域を支えているものの、近年は沿線人口の減少や新型コロナの影響で苦しい経営を強いられている。

(35)ゴルフ岡田晃平が日本アマ優勝
 国内アマゴルファーの頂点を決める日本アマチュア選手権で1日、明徳義塾高校出身の岡田晃平選手=スカイベイ、東北福祉大3年=が通算15アンダーで逆転優勝。高知県勢として初の栄冠を手にした。

(36)台風4号で線状降水帯
 台風4号接近で県内は5日未明、中西部を中心に猛烈な雨が降り、線状降水帯が発生。気象庁は県内初の「顕著な大雨に関する気象情報」を発表した。須崎市と四万十町で観測史上最大の3時間雨量を観測し、家屋浸水や土砂崩れが相次いだ。

(37)繁藤災害から50年
 豪雨に見舞われた香美市土佐山田町の繁藤地区で1972年に発生した土砂崩れ「繁藤災害」から、5日で丸50年。繁藤災害哀悼の広場に隣接する繁藤地区生活改善センターで慰霊祭が営まれ、遺族らは「災害を風化させず、命の尊さを伝え続ける」と誓った。

(38)県内初の入れ墨入り土偶
 香南市教育委員会は7日、同市野市町下井の北地遺跡から、弥生時代中期(約2200年前)に作られ、入れ墨模様のある土偶の頭部が見つかったと発表した。弥生時代の土偶は全国的に出土が少なく、入れ墨入りは県内初、四国では2例目。

(39)参院選徳島・高知は中西氏3選
 参院選が10日投開票され、徳島・高知選挙区は、自民党現職の中西祐介氏(42)が3選を果たした。比例代表の「特定枠」で、自民党新人の元高知県議、梶原大介氏(48)が初当選した。

(40)浦戸大橋 開通50年
 高知市の浦戸大橋(全長915・6メートル)が12日、開通50年を迎えた。生活の道、観光や物流の大動脈として定着している。

(41)阪神が安芸春季キャンプ完全撤退
 阪神タイガースは21日、安芸市の安芸球場で行ってきた2軍の春季キャンプを来年から沖縄県うるま市で開催すると発表した。2012年に同県宜野座村に移った1軍に続き、2軍も安芸から撤退する。秋季キャンプは継続する。

(42)足摺海底館が登録文化財に
 国の文化審議会は22日、1971年に完成した土佐清水市の海中展望塔、足摺海底館を登録有形文化財にするよう文部科学相に答申した。海中展望塔の登録は全国初。

(43)まんが甲子園3年ぶりリアル開催
 第31回全国高等学校漫画選手権大会「まんが甲子園」が30、31日、高知市の高知ぢばさんセンターで開かれた。新型コロナの影響で、実地開催は3年ぶり。最優秀賞には韓国の全南女子が輝き、高知県勢では高知商業が、まんが王国・土佐推進協議会会長賞を受賞した。

《8月》(44)旭ロイヤルを星野リゾートに売却
 旭食品は1日、ホテル日航高知旭ロイヤルのホテル事業を星野リゾートに譲渡すると発表した。同リゾートが観光客向け「OMO7高知by星野リゾート」として来年4月に開業し、2024年春にリニューアルオープンする。

(45)四国インターハイ 2人個人優勝
 四国4県を中心に開かれた全国高校総体(インターハイ)で県勢2人が頂点に立った。4日のレスリング男子個人60キロ級で西内悠人選手(高知南高3年)が優勝し、前年の55キロ級に続いて連覇を達成。6日には弓道男子個人で松岡春輝選手(高岡高3年)が、県勢男子として初優勝を果たした。

(46)本県政治家 旧統一教会側と接点
 中央政界で問題化した政治家と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関わりについて、自民党国会議員の中谷元、尾﨑正直、高野光二郎の3氏が関係が深いとされる団体の取材を受けたり、教団施設を訪問したりするなどの接点があったことを認めた。このほか、自民党県議5人や浜田省司知事、岡﨑誠也高知市長らの接点も明らかになった。

(47)成田十次郎さん死去
 日本サッカー界発展の基礎づくりに大きく貢献した元高知女子大(現高知県立大)学長の成田十次郎さんが7日、前立腺がんのため東京都内の自宅で亡くなった。89歳。旧池川町(現仁淀川町)出身。旧西ドイツ留学中、後に「日本サッカーの父」と呼ばれることになるデットマール・クラマーさんの来日を実現させた。

(48)よさこい「特別演舞」開催
 高知市で10、11日、「2022よさこい鳴子踊り特別演舞」が開催された。新型コロナ下で県内外96チーム、約6600人が参加。3年ぶりにお城下に鳴子の音が響いた。後に複数チームで新型コロナの感染者が確認された。

(49)最低賃金33円引き上げ
 高知地方最低賃金審議会は15日、2022年度の県最低賃金を、33円引き上げ853円に改定するよう高知労働局長に答申した。現行制度下で最大の引き上げ幅。

(50)全中で個人2人が日本一
 北海道・東北地方で開かれた全国中学校体育大会(全中)で県勢2人が日本一に輝いた。19日は陸上女子200メートル決勝で大津中1年の岡林結衣選手が優勝。25日は柔道男子個人90キロ超級で香長中3年の三木清夢選手が頂点に立った。

(51)県内国保30年度に統一
 国民健康保険の保険料水準について浜田省司知事と34市町村の首長らが22日、2030年度に完全統一することで正式合意した。県の試算では、統一後の1人当たりの平均保険料は土佐市を除く33市町村で上昇する。

(52)JR四国が運賃12・8%上げ
 JR四国は26日、管内全域で平均12・8%の運賃値上げを国土交通省に申請した。許可されれば2023年春から実施する。運賃値上げは消費増税に伴う改定を除くと1996年以来27年ぶり。

(53)発見67年で香り米「十和」品種登録
 四万十町を中心に栽培され、町特産の仁井田米にもブレンドされる人気の香り米、十和錦が、農林水産省に「十和」の名称で品種登録された。地元農家の発見から67年後の念願成就。

《9月》(54)女子ボクシング岩川が再び世界王座
 国際ボクシング連盟(IBF)女子世界アトム級タイトルマッチ10回戦で1日、香南市出身の挑戦者、岩川美花選手=兵庫・姫路木下ジム=が、3―0の判定で王者を下し、新チャンピオンとなった。岩川は防衛に失敗した2月の世界ボクシング機構(WBO)のタイトルマッチ以来、約半年ぶりに世界王座へ返り咲いた。

(55)JA高知県 ヒノヒカリ苗に別品種
 JA高知県の日高育苗センターが今春出荷したヒノヒカリの苗に別品種の黄金錦が交ざっていたことが判明。対象286戸に苗代金を返還し、全量を買い取って価格下落分を補償する方針を示した。

(56)県産酒類輸出85%増
 ジェトロ高知と県が13日発表した2021年の本県産の酒の輸出額は、前年比85・2%増の5億1200万円となり、食料品輸出額の品目別でトップになった。

(57)明治生まれ 県内から去る
 県内の明治生まれの人が全員亡くなっていたことが、県のまとめで分かった。15日時点の県内最高齢は1913(大正2)年生まれの南国市の109歳女性。100歳以上の高齢者は、昨年同時期から62人増の936人で、6年連続で過去最多を更新した。

(58)台風14号で暴風被害
 台風14号により県内は18~19日、暴風による被害が相次いだ。高齢者ら7人が軽傷を負い、大豊町の国の特別天然記念物「杉の大スギ」の保護板の一部が剥がれ落ちた。農業や水産業施設も被害を受けた。

(59)宿毛で四国初プロ自転車レース
 自転車のジャパンサイクルリーグ(JCL)公式戦、高知県宿毛市ロードレースが25日、同市平田町戸内の高知西南中核工業団地を発着する周回コース(12・5キロ、10周)で行われ、9チーム48人のプロ選手が中村宿毛道路などで熱戦を繰り広げた。四国初開催で、国内のプロ自転車レースで初めて自動車専用道路を走るコースが設定された。

《10月》(60)奈半利がふるさと納税制度復帰
 ふるさと納税の返礼品基準違反で制度から2年間除外されていた奈半利町が10月、制度に復帰した。同町は「返礼品は寄付額の30%以下の地場産品」との返礼品基準を厳守し、再出発。

(61)栃木国体で個人2人が優勝
 「いちご一会とちぎ国体」レスリング競技のフリースタイルが行われた3日、成年男子65キロ級で清岡幸大郎選手(日体大=高知南高出)が、少年男子60キロ級で西内悠人選手(高知南高)がともに優勝を果たした。

(62)四銀と幡多信が業務提携
 四国銀行と幡多信用金庫は6日、事業継承などの事業者支援と地域振興、両金融機関の人材育成の3分野で業務提携を結んだ。県内金融機関のみの提携は県内で初めて。

(63)香南市汚職 漏えい者不明で公判終結
 香南市発注工事の入札情報漏えい事件を巡る高知地裁の公判は10月、情報を漏らした公務員が特定されないまま終結した。収賄罪で有罪となった元市議は当初、情報を市課長から聞いたとしていたが、後に前市長から聞いたと供述を変遷。地検が課長の起訴を取り消し、漏えい元を“氏名不詳の市職員”と変更する特異な経緯をたどった。

(64)公取委 県内十数社に立ち入り
 高知県が発注した地質調査業務の入札で10年以上前から談合を繰り返していた疑いが強まったとして、公正取引委員会は25日、独禁法違反容疑で県内の測量業者など十数社を立ち入り検査した。

(65)プロサーファー金沢さん年間V
 日本プロサーフィン連盟(JPSA)が主催する国内最高峰プロツアーの男子ショートボード部門で、東洋町生見出身の金沢呂偉さん(20)=千葉県=が26日、初の年間グランドチャンピオンに輝いた。

(66)あかうし「ルージュ」100頭突破
 土佐あかうしらしい赤身のうまさが詰まっているとして、「Tosa Rouge Beef(トサルージュビーフ)」と認定された枝肉が27日、100頭を突破した。

《11月》(67)奈半利汚職が結審
 奈半利町のふるさと納税汚職事件で受託収賄罪などに問われた元課長補佐(44)と元課長(48)の高知地裁公判が8日結審した。両被告側は水産業者から受け取った約80万円は賄賂ではないと無罪を求めた。元課長補佐は精肉業者からの約9200万円の賄賂は認めている。

(68)足摺宇和海国立公園指定50周年
 四国西南地域に広がる足摺宇和海国立公園が10日、指定50周年を迎えた。前身となったのは、1955年に指定された足摺国定公園。70年にはさらに竜串地区と宇和海地区が国内最初の海中公園(現海域公園)地区に指定された。その後、宿毛市の沖の島などを区域に追加した上で72年11月10日、国立公園に昇格した。

(69)西敷地公募 再び断念
 高知市のオーテピア横の市有地「西敷地」を活用案を再公募していた岡﨑誠也市長は16日、事業者の選定を断念する考えを示した。ビジネスホテルチェーン1社の提案について、選定委員会が「基準に達しない」とする審査結果を市に答申していた。

(70)下田の看護大誘致断念
 四万十市の中平正宏市長は22日、下田地区で計画していた京都看護大学四万十看護学部(仮称)の誘致を断念すると明らかにした。当初2023年4月を目指していた開学が不可能になり、市の負担がさらに増える可能性が高まったことなどが理由。大学施設とする予定だった、旧中医学研究所の改修に市費4億円余りを投じており、地域振興に向けた施設に転用するという。

(71)四電 家庭料金上げ申請
 四国電力は28日、一般家庭向け電気料金(規制料金)について、来年4月から平均28・08%の値上げを経済産業省に申請した。ウクライナ危機と円安進行による火力発電用燃料の高騰が原因。規制料金の値上げは、東日本大震災後に伊方原発が全停止した影響を受けた2013年9月以来になる。

(72)室戸市庁舎移転 住民投票へ
 室戸市庁舎の移転建て替えか現庁舎の耐震補強かを問う住民投票条例の制定議案が29日、同市議会で可決、施行された。市民の直接請求に基づく制定で、90日以内の2023年2月26日までに投票が行われる。

《12月》(73)県JA子会社 解散へ
 JA高知県の100%子会社で、高岡郡日高村で特産のトマト生産と新規就農者の研修を担ってきた「コスモスアグリサポート」(佐川町)が収益悪化で約2億円の負債を抱え、来年2月の臨時総代会で解散する方針を決めたことが7日までに分かった。

(74)藤川球児さん 名球会入り
 プロ野球元阪神タイガースの藤川球児さん(42)=高知市出身=が9日、特例で名球会入りすることが決まった。県出身者では元ロッテオリオンズの有藤通世さん(75)=土佐市出身=に次いで2人目。投手としては初となる。

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