2022.12.03 08:40
竹灯り、柔らかに 住民ら手作り 高知県芸西村のホテル
柔らかな光で彩られた庭（芸西村西分甲のロイヤルホテル土佐）
安芸郡芸西村西分甲のロイヤルホテル土佐の庭で１日夕、「竹灯（あか）りの宵」が始まった。地元住民らが手作りした電飾の柔らかな光が、訪れた人たちを癒やしている。来年１月９日までの午後５～１０時。
住民らでつくる実行委員会の主催。例年、琴ケ浜で１日限定のイベントとして開催していたが、２０２０年以降は新型コロナウイルスの影響で中止。代わりに昨年から同ホテルで約１カ月間開催している。
竹は集落活動センターのメンバーが村内で１５０本を切り出した。村職員や村内外のボランティアら延べ１２０人が電動ドリルで穴を開けて、オブジェを製作。ホテルのプール周辺に約２００基を配置した。
日が暮れてオブジェに明かりがともると幻想的な雰囲気に。南国市から訪れた浜田真也子さん（４２）は「細工が繊細できれい」と写真に収めていた。
庭は入場無料。期間中は大浴場・露天風呂を半額（大人５００円、小学生２５０円）で利用できるほか、金土日曜と１月２日はホテル１階のカフェでバーを営業する。インスタグラムに撮影した写真を投稿するフォトコンテストも開催している。（宮内萌子）
