高知南中高と西高の歩み、パネルで紹介　高知市

2022.12.03 08:45

高知南中高と西高の歩み、パネルで紹介　高知市

高知新聞社

高知南中高、西高の歩みを紹介するパネル展（高知市のオーテピア高知図書館）

　高知南中高校（高知市桟橋通６丁目）、高知西高校（同市鴨部２丁目）の歩みを紹介する写真パネル展が２日、オーテピア高知図書館（同市追手筋２丁目）で始まった。来年度の高知国際中高校との統合を前に県教委が企画し、２５点を展示している。２７日まで。

　南中高で目を引くのは、１５年ほど前に撮影された集合写真。紺の冬服の女子生徒に交じり、白シャツ姿の男子生徒がＭの字をつくって笑顔で納まっている。高校の１期生が３年となった１９８９年のカットは、夏の甲子園をかけた県大会の表彰式で準優勝メダルをかけられるナインの姿を写している。

　西高は「高知東高校」として５７年に開校。翌年に現在地に移転し、西高と改称した。展示写真では新旧の校名が記された門標や、校碑除幕式（７０年）の様子を伝えている。このほか、両校の文化祭や体育祭、部活動などの歴史を切り取った写真が並んでおり、訪れた人は「元気いっぱいやねえ」と目を細めていた。（加治屋隆文）

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