2022.12.02 08:35
乳幼児を抱っこしたり、遊んだり・・・春野高校で続く子育て授業「大切に育てられた」と実感
3年生の「子育て支援講座」。母親から赤ちゃんを預かり、大事に抱っこ(写真はいずれも高知市の春野高校)
母子や園児と交流しながら子育てを考える体験型の授業が、春野高校(高知市春野町弘岡下)で続けられている。生徒たちは乳幼児を抱っこしたり、一緒に遊んだり。幼い命との触れ合いは「自分が大切に育てられてきた」と実感する機会にもなっている。
子育てに関する授業が行われているのは総合学科の生活クリエイト系列。2年生36人、3年生29人が衣食住や保育、福祉などの知識、技術を深めている。
3年生が取り組む「子育て支援講座」は2007年度に始まった授業で、毎年2学期に母子を校内に招く。22年度は生後4カ月~1歳3カ月の母子6組が参加。生徒たちはグループに分かれ、毎月1回、同じ母親から話を聞いている。…