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2022.11.28 08:40

「誰にでもチャンスある」158センチ比嘉 賞金王つかむ ゴルフ・カシオワールドオープン最終日

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初の賞金王を確定させ、表彰式でパネルを手に喜ぶ比嘉一貴(黒潮CC=森本敦士撮影)

初の賞金王を確定させ、表彰式でパネルを手に喜ぶ比嘉一貴(黒潮CC=森本敦士撮影)

 比嘉一貴は37位に終わったが、最終戦を待たず今季の賞金王を決めた。賞金ランク2位につけていた星野が8位にとどまったためで、「やっと安心できる。うれしいより安堵(あんど)感の方が大きい」と喜びも控えめ。

 「史上最も身長が低い(158センチ)賞金王。僕は気にしてないけど、『プロではやっていけない』と言われたこともあるので、それを言い訳にしないようにやってきた。僕を見た人が『誰でもチャンスがある』と思ってくれたら、うれしい」と続けた。

 初日71位の予選落ちの危機から2日目、3日目に盛り返したが、最終日は1アンダーと伸ばせなかった。「苦手なコースで、予選は思い切りゴルフできなかった。今日は得意な部分でもミスが出た」と、今大会には不満な様子。

 それでも「優勝があり賞金ランク1位をずっとキープして、違うストレスを感じた。その中ですごしたシーズンは、今思えばすごく幸せだった」と、締めくくった。(細川喜弘)

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