2022.11.18 06:51
京都御所で秋のイベント 障壁画公開や蹴鞠も
松に降り積もる雪を描いた障壁画(宮内庁京都事務所提供)
宮内庁は19日から、京都御所(京都市)で秋の特別イベント「宮廷文化の紹介」を開催する。
冬景色を描いた幕末の美しい障壁画を公開するほか、新型コロナウイルスの感染拡大で中止していた恒例行事のみやびな蹴鞠(20日午前10時と11時)も、3年8カ月ぶりに実施する。23日まで。
障壁画は、1855(安政2)年に御殿「小御所」が造営された際、絵師の狩野永岳が手がけた。初冬から晩冬への季節の移ろいをテーマに、カモが羽を休める水面や松の枝に降り積もる雪などを、丁寧に描いている。
午前9時~午後4時(最終入門は午後3時20分)。参観無料。