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2022.11.15 08:34

勇壮!斗賀野花取り踊り 中高生も継承 高知県佐川町

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3年ぶりに子どもたちも交え、勇壮な舞が奉納された花取り踊り(佐川町の白倉神社)

3年ぶりに子どもたちも交え、勇壮な舞が奉納された花取り踊り(佐川町の白倉神社)


 高知県高岡郡佐川町の無形民俗文化財、花取り踊りがこのほど、同町斗賀野地区で奉納された。今年は3年ぶりに子どもの踊り手も参加し、伝統の舞を継承した。

 花取り踊りは毎年11月12日、白倉神社(中組)と美都岐神社(東組)で奉納。ここ2年は新型コロナウイルスの影響で、大人のみでの奉納が続いていたが、今年は地元の中高生らも交じり、約15人で踊った。

 白倉神社では、もみ殻がまかれた社殿前に、山鳥の羽根があしらわれた花がさ姿の踊り手たちが登場。太鼓の音に合わせ「ヘーイ」と声を上げ、片足跳びを続けながら刀やなぎなたを振り上げるなど、勇壮な舞を見せた。

 踊りの前後には、斗賀野中央保育園の園児が手作りのみこしを担いで元気いっぱい。てんぐが登場すると一転して泣き叫び、にぎやかな声が響いていた。

 小学1年時から踊る須崎総合高校2年の山中賢大(けんた)さん(17)は「久しぶりに踊れて楽しかった」と汗を拭い、「踊りを通じて地域の人たちとつながれ、活性化に携われていると感じます」と話していた。(楠瀬健太)

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