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2022.11.15 08:32

高知県警にEVパトカー 中四国で初導入、全国2例目

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中四国で初めて導入されたEVパトカー(高知市神田の高知南署鴨田交番)

中四国で初めて導入されたEVパトカー(高知市神田の高知南署鴨田交番)

 高知県警は14日、電気自動車(EV)1台をミニパトカーとして高知南署鴨田交番(高知市神田)に初導入した。県警によると、パトカーへのEV導入は中四国で初、全国では長野県警に次ぎ2例目という。2050年までに県内温室効果ガス排出量の実質ゼロ化を目指す、県の取り組みの一環。

 約570万円で導入したEV(日産リーフ)は、1回の充電で最長400キロの走行が可能。県内に充電できる場所が少ないため、同交番の敷地内に充電設備を設置した。管内のパトロールなどに使用する。

 二酸化炭素を排出しないEVの普及啓発につなげようと、車両の両側には電源プラグを持った県警マスコットと「EV」の文字が書かれたステッカーを貼った。14日は同交番に近くの住民や園児が集まり、パトロールに出発するEVパトカーを見送った。

 県警装備施設課の今井雅敏課長補佐(45)は、充電設備の拡充など課題はあるとしつつ、「今後も車両入れ替えのときなどに、EVに限らず次世代自動車を増やしグリーン化を進めていきたい」と話した。(加藤風花)

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