2022.11.14 12:31
造幣局で「製造貨幣大試験」 沖縄復帰50年記念も
大阪市の造幣局で開かれた「製造貨幣大試験」=14日午前
貨幣が規定を満たす重さで製造されているかどうかを調べる「製造貨幣大試験」が14日、大阪市北区の造幣局で開かれた。1年間に製造された1円から500円の通常貨幣に加え、沖縄復帰50周年を記念した1万円金貨幣と千円銀貨幣が対象。
貨幣は製造の過程で、一定の割合で抜き取り保管されていた。造幣局職員が貨幣をてんびんや電子てんびんにのせて財務省関係者が重さを確認。結果報告を受けて宮本周司財務政務官が「全て基準を満たし、適正である」と宣言した。貨幣の信頼を維持するため1872(明治5)年から実施し、今年で151回目。