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2022.11.15 08:28

室戸市長選、2氏が舌戦スタート 沢山氏「庁舎移転させない」  植田氏「子育て支援に全力」

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右=「庁舎移転建て替えはさせない」と訴える沢山保太郎氏(室戸市吉良川町乙)  左=「子育て支援に全力を挙げる」と訴える植田壮一郎氏(室戸市浮津二番町)=右から届け出順

右=「庁舎移転建て替えはさせない」と訴える沢山保太郎氏(室戸市吉良川町乙) 左=「子育て支援に全力を挙げる」と訴える植田壮一郎氏(室戸市浮津二番町)=右から届け出順



 13日告示された高知県室戸市長選は、いずれも無所属で、新人の前安芸郡東洋町長、沢山保太郎氏(78)と、2期目を目指す現職の植田壮一郎氏(66)=届け出順=が立った。市が検討を進める市庁舎移転建て替えや人口減少対策、子育て支援策などで舌戦が始まった。

 沢山陣営は、吉良川町乙の事務所前で第一声。地元を中心とした支援者約30人が応援に駆け付けた。

 沢山氏は庁舎問題について、現庁舎の耐震補強で十分と断言。「移転建て替えはさせない。みんな市民は怒っており、最後まで反対を訴える」と力を込めた。

 人口減少問題では「仕事がなければ人がおらんなる。大規模な失業対策事業をやらなければならない」と主張。「億とか10億とかのお金をかけて、市民への仕事の保障を徹底的にやる」とアピールした。

 植田陣営は、浮津二番町の事務所前に約100人が集まり出陣式。自民党参院議員や県議らが激励した。

 植田氏は庁舎移転答申を尊重しつつ、民意が大事と強調。「住民投票で判断できるよう取り組む。補強か移転か、詳しく説明する機会を設ける」と述べた。

 また、「少子高齢化、人口減少が最重要課題」と力説。「魅力ある住まい、働く場を整備し、教育や医療も充実させる。若い世代の流出を防いで移住者を呼び込むため、子育て支援に全力を挙げる」と訴えた。(板垣篤志、植村慎一郎)

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