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2022.11.12 08:35

頼る先なく重症化も 医療機関との接点希薄―コロナ下の高知県内高齢者施設(下)

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患者で混雑するコロナ発熱外来。第7波では感染者の急増で医療体制が逼迫し、多くの高齢者が入院できなかった(近森病院提供=画像の一部を加工しています)

患者で混雑するコロナ発熱外来。第7波では感染者の急増で医療体制が逼迫し、多くの高齢者が入院できなかった(近森病院提供=画像の一部を加工しています)

 新型コロナウイルスの第7波では、県内の高齢者施設と医療機関の接点の薄さも浮き彫りになった。

□入院困難
 高齢者施設では、マスク着用や隔離が難しい認知症の高齢者も暮らす。施設の構造的にゾーニングが難しい所もあり、医療機関と比べ感染拡大を防ぎにくい環境と言える。

 8月以降、県内の医療体制は逼迫(ひっぱく)し、発熱外来はパンク。コロナ対応病床も実質満床状態となり、入院が難しい状況が続いた。このため高齢者施設入所者の多くは施設内で療養せざるを得なかった。

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