2022.11.09 08:35
道の駅大月、水族館に!? 売店前に足摺海洋館が水槽常設
県立足摺海洋館が常設した移動水族館の水槽(大月町弘見の道の駅ふれあいパーク大月)
地域間の交流人口拡大にと、売店前の一角に設置した。現在は足摺周辺のカサゴ5種を展示。水深50メートルほどに生息する珍しいセトミノカサゴもおり、愛媛県から訪れた80代男性は「きれいで思わず足を止めた」と顔をほころばせていた。生き物は週1回程度、海洋館のスタッフが点検する。
同駅職員の橋本龍也さん(64)は「年3回は展示内容を変えたい。もっと見たい人は水族館にも足を運んでほしい」。同駅で約30年間保管されていた全長110センチほどのダイノウサンゴの仲間の骨格標本も展示しており「いろいろな仕掛けで道の駅での滞在時間も延ばしたい」と話している。(坂本出)