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2022.11.09 08:45

【動画】半家(はげ)の牛鬼、秋空の沈下橋練り歩く 四万十市西土佐で秋祭り

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沈下橋を渡る牛鬼(四万十市西土佐半家)

沈下橋を渡る牛鬼(四万十市西土佐半家)

 四万十市西土佐半家(はげ)の半家天満宮で8日、秋祭りが行われた。魔よけの意味を持つ牛鬼や、伝統の衣装を身に着けた住民が周辺を練り歩き、踊りを奉納。住民のほか県内外の写真愛好家らも訪れにぎわった。

 牛鬼は愛媛県南予や高岡郡四万十町などで見られる風習で、半家地区には交流が盛んだった同県宇和島市から伝わったとされる。

 この日は神事のあと、10人ほどで頭の高さ約3メートルの牛鬼を担いで出発。太鼓やかね役、みこしの担ぎ手ら約60人が後に続き、半家沈下橋を厳かに渡った。

 境内に戻ると、仮面と衣装で5頭の鹿に扮(ふん)した住民が「五鹿(いつしか)踊り」を舞い、小学生を含む約40人が刀を手に「花取り踊り」を披露。見守った住民らが大きな拍手を送った。

 初めて五鹿踊りに参加した地元の土居広明さん(57)は「今まで見る側だった踊りの輪に入れてうれしい。良い経験になった」と晴れやかな表情だった。(河本真澄)

高知のニュース 四万十市 伝統行事・祭り

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