2022.11.05 08:44
日本一オリックスが高知で始動!11/18まで秋季キャンプ
26年ぶり日本一のオリックスが来季へ始動。宇田川優希投手=左端=らノックを受けるピッチャー陣(東部球場)
オリックスは新型コロナウイルスの影響で中止された2020年を除いて毎年、高知で秋季キャンプを行っている。今回も29選手が参加。若手中心だが、育成選手からリリーフ陣の軸に急成長した宇田川優希投手や、高卒2年目の昨年からレギュラー遊撃手の紅林弘太郎内野手、日本シリーズ第7戦で初回先頭打者初球本塁打の太田椋内野手らもいる。
この日は午前中に歓迎セレモニーが行われ、新高ナシやユズなどの特産品がチームに贈られた。高知市の岡﨑誠也市長は「日本一おめでとうございます。この高知で来季に向けて充実したキャンプ生活を送ってください」と激励した。
中嶋聡監督や宇田川投手ら一部の選手は3日夕の大阪・御堂筋での優勝パレードを終えた足で深夜に高知入り。それでも疲れた様子もなく、ダッシュやキャッチボール、ノックなどのメニューをこなしていた。
昨年はコロナ対策のため無観客で行われたが、今年は3年ぶりに見学が可能に。球場のスタンドでは、選手にカメラやスマートフォンを向けるファンの姿が見られた。
キャンプは18日まで。休日は7、11、15日の予定。(井上太郎)